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TEOREMA (1968)
最近はよく過去の良作、いわゆる名作、 と呼ばれるものをなるべく観るようにしている。 というのも新作に少し食傷気味というのもあって、 それに疲れて安心して観られるのが名作。 そしてそれが意外に楽しめたりする。 年をとるにつれ作品の中で語られることの一つ一つを 理解できるようになっているのかもしれない。 ミラノ市内では特集を定例で上映している劇場はあまりない。...
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Museo Nazionale del Cinema – Torino (国立映画博物館)
ミラノから電車で走ること約2時間。 オリンピックでも盛り上がっていた街、トリノにやってきた。 トリノと言えばセリエAのサッカーチーム、 ユベントスの経営母体にもあたるフィアットの本拠。 自動車産業が盛んで、 かつジャンドゥイオッティというチョコレートもここトリノが発祥で、 あのヌテッラもトリノのあるピエモンテ産。 昔のイタリアの古都でもあるこのトリノという街で、 忘れてはならないのが映画産業。...
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イタリアの映画館での鑑賞へのご招待
昨年のヴェネツィア映画祭でも上映されていたイスラエル映画、 「LEMALE ET HA’CHALAL (FILL THE VOID)」を観てきました。 主演女優賞を獲った作品でしたが、 なかなかやはり難解な宗教映画でした。 地域性というか日本人の感覚からはかなり遠い、 原理主義的な宗教色が強く、 万人には受け入れづらい感じのするものでした。...
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